I am Ashitsubo長時間のデスクワークやスマホ操作で、こめかみの重さや頭のだるさを感じることはありませんか?
そんなときにおすすめなのが、足裏をやさしく刺激するセルフマッサージ。
「頭痛に足?」と意外に思うかもしれませんが、足裏の反射区を通して体全体をゆるめることで、気分が軽くなる人も少なくありません。
今回は、頭部・僧帽筋・肺・腹腔神経叢といった頭痛に関係する反射区に注目して、そのケア方法をご紹介します。
頭痛と足裏の関係とは?
頭痛の多くは、肩や首の筋肉がこわばることで血流が滞り、重だるさを感じるタイプが多いといわれています。
足裏には、これらの筋肉や器官に対応するとされる「反射区」が存在します。
この反射区を刺激することで、全身のバランスが整いやすくなり、リラックスしやすい状態をつくることが期待できます。
もちろん、これは医療的な治療ではなく、あくまで日常のセルフケアとしての活用です。
気分転換や休息の一環として、無理のない範囲で取り入れてみましょう。
頭痛対策におすすめの反射区とマッサージ方法
① 頭部の反射区(足の親指先端)
足の親指の先端は「頭部」に対応するといわれています。
目の疲れや集中しすぎたときのリフレッシュにもぴったりです。


② 僧帽筋の反射区(足の親指の付け根部分)
僧帽筋は首・肩のこりに関わる大きな筋肉です。
足の親指の付け根を中心に軽く押すと、肩の力が抜けるような感覚を得られる人もいます。


③ 肺・気管支の反射区(足の母趾球・中央部)
ストレスや浅い呼吸も頭の重さに関係すると言われています。
足裏の中央、親指下のやや膨らんだ部分を刺激すると、自然と深い呼吸がしやすくなります。


④ 腹腔神経叢(足裏の中心やや上)
おへその裏側あたりに位置するといわれる「腹腔神経叢」は、ストレスや自律神経に関係が深い部分です。
足裏中央の少しくぼんだあたりを、やさしく押してみましょう。


体験談:足裏マッサージで気分が軽くなった話
私自身も以前、パソコン仕事が続いた日の夕方になると、こめかみのあたりがズーンと重く感じることがよくありました。
そんなときに、ふとテレビで見た足裏マッサージを試してみたところ、「頭がスッキリする感じ」があり、それ以来、習慣にしています。
特に寝る前に3分だけでも行うと、翌朝の目覚めが楽になるように感じます。
もちろん医学的な効果を断言するものではありませんが、「疲れをリセットする時間」として続けるのが心地よい習慣になっています。
まとめ:無理なく続けるセルフケアが大切
足裏マッサージは、頭痛を直接「治す」ものではありません。
しかし、自分の体と向き合う時間をつくり、リラックスすることで、結果的に心身のバランスを整えやすくなります。
忙しい毎日の中で、3分だけでも「足裏をほぐす時間」を取り入れてみてください。
続けることで、少しずつ自分の体の変化に気づけるようになるはずです。
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マッサージオイルや木製ローラーを使うと、滑りがよくなり刺激もやわらかくなります。
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