I am Ashitsubo「布団に入っているのになかなか眠れない」「気になることがあって、夜中に何度も目が覚めてしまう」——そんな悩みを抱える人は少なくありません。
私自身、仕事の疲れが溜まっていた時期に睡眠の質が落ち、朝起きてもスッキリしない日が続いたことがありました。
そこで取り入れたのが、足ツボと生活習慣の見直し。
毎晩2〜3分の簡単ケアと、小さな習慣の積み重ねで、徐々に「眠りのリズム」が整ってきたのを実感しています。
今回は、睡眠に関する足ツボとして知られる
- 失眠(しつみん)
- 湧泉(ゆうせん)
- 三陰交(さんいんこう)
のケア方法と、日常生活で意識したいポイントを紹介します。
「ぐっすり眠れる夜が戻ってきたらいいな」と思う方は、ぜひやさしいケアから始めてみてください。
眠りをサポートする3つの足ツボ
1. 失眠(しつみん)|かかとの中心
場所:かかとの真ん中付近(くぼみのあるあたり)
イメージ:足裏の中でも深い部分のコリをゆっくりほぐすイメージ
ケア方法
- 親指の腹でじんわり押す
- 5秒押してゆっくり離す
- 5〜10回ほど
かかとは硬くなりやすいので、強く押しすぎず、温めるような気持ちで刺激します。
夜のルーティンとして、寝る前に布団の上でこの部分を押すと、足元がじんわり温まり、気持ちが落ち着いていきます。


2. 湧泉(ゆうせん)|足裏の中央やや前方
場所:足裏の土踏まずより少し前、中指の付け根に向かうライン上
イメージ:「気が湧き出る泉」という名前のとおり、活力のポイント
ケア方法
- 親指で軽く円を描くようにマッサージ(1〜2分)
- 深呼吸と一緒に行うと◎
じんわりと温まるような刺激を意識すると、疲れがふっと抜ける感覚が得られやすいです。


3. 三陰交(さんいんこう)|内くるぶしの上 約4本指分
場所:内くるぶしの上に指4本分あてた高さ、すね骨の後ろのやわらかい部分
POINT:下半身ケアやリズムを整えたい時に意識されるポイント
ケア方法
- 人差し指〜薬指でやさしく押す
- 30秒〜1分ほど、呼吸に合わせて
強く押すより、温めるように優しくがポイントです。


実際にやってみた感想(体験談)
忙しい時期は夜遅くまでスマホを見てしまい、頭が冴えて眠りにくい日が続いていました。
そこで、寝る前に
- 湧泉をゆっくり押す
- かかと(失眠)に手のひらをあてて温めて、親指で円を描くように押す
- 三陰交を軽い圧で刺激する
- 深呼吸する
このセットを2〜3分。
最初は「なんとなく気持ちいいな」程度でしたが、続けるうちに、
布団に入ったときの心の落ち着き方が変わった気がします。
また「眠れなきゃ」と焦らない習慣がつき、
自然と眠気がやってくるタイミングが安定していきました。
生活習慣も一緒に整えよう
足ツボだけでなく、睡眠をサポートする習慣も意識すると効果的です。
● 寝る前のスマホを控える
光や刺激が脳を冴えさせる原因になります。
「寝る30分前はデジタルオフ」を意識してみましょう。
● 夜は湯船につかって体を温める
シャワーだけの日と比べると、入眠のスムーズさが違うと感じます。
● 部屋の照明を暗めにする
オレンジ系の落ち着いた光がおすすめです。
● 深呼吸でゆるめる
鼻から吸って、ゆっくり口からはく。
足を触りながら行うとよりリラックスへ。
まとめ|足元から整えて、穏やかな眠りへ
眠りは、体と心の大切な休息時間です。
生活のリズムが乱れていると、睡眠も不安定になりやすいもの。
今回紹介した失眠・湧泉・三陰交は、どれも少し押してあげるだけで心地よさを感じやすいポイントです。
✅ 今日からできること
- 寝る前に足ツボ3カ所をゆっくり刺激
- スマホ時間を短くする
- 深呼吸と一緒に行う



継続すると、体と心が「夜は休む時間」と思い出してくれるように、
自然とやわらかな眠気が訪れる習慣が育っていきます。
焦らず、少しずつ。
あなたの体が心地よく休める夜が、また戻ってきますように。








