I am Ashitsuboデスクワークや立ち仕事が多い30代男性の多くが悩むのが、夕方になるとズーンと重くなる「ふくらはぎのだるさ」です。
一日の疲れが脚にたまると、むくみ・冷え・疲労感が蓄積しやすく、放っておくと翌日のパフォーマンスにも影響してしまいます。
実は、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、血流と健康に深く関わる大切な部位。ツボ押しやセルフマッサージを取り入れることで、脚のだるさ解消だけでなく、仕事やプライベートを充実させるための体調管理にもつながります。
30代男性に多い「ふくらはぎの悩み」
- デスクワークで長時間座りっぱなし → 血流が滞り、むくみやすい
- 運動不足 → 筋肉量が減り、疲れやすい脚に
- 外食や飲み会が多い → 塩分過多でむくみやすい
- 慢性的な疲労感 → 翌日の集中力ダウンにつながる
こうした悩みは、日々のちょっとしたセルフケアで改善が可能です。



私もデスクワーク中心ですので、ひどい時は終日会議などで、ほとんど立たず暇もない、ということがしばしばです。土日も運動をしないと、あっという間に「疲れやすい脚」になっていました。しかし、こうした悩みは、日々のちょっとしたセルフケアで改善が可能です。
ふくらはぎの代表的なツボと効果
承山(しょうざん)
- 位置:ふくらはぎの真ん中、アキレス腱の少し上。力を入れると山のように筋肉が盛り上がり、その下にあります。
- 効果:脚の疲れ、こむら返り、腰のだるさを軽減。長時間の立ち仕事やスポーツ後におすすめ。


承筋(しょうきん)
- 位置:ふくらはぎの最も盛り上がる筋肉の中央付近。
- 効果:脚の重さ・むくみを解消。デスクワークでのだるさ対策に最適。


足三里(あしさんり)
- 位置:ひざ下の外側、すねの骨から指4本下あたり。
- 効果:全身の疲労回復、胃腸の働きを整える。お酒の飲み過ぎや不規則な食生活が気になる男性に特に効果的。



個人的に「足三里(あしさんり)」のツボはオススメです。押すと、スッキリした感覚を一番感じやすいつぼと思っています。松尾芭蕉が旅の途中で灸をすえていたという逸話や、「万能ツボ」「長寿のツボ」と呼ばれることでも知られています。


続けるコツ
お風呂上がりの習慣化:スマホを見ながらでもOK
グッズ活用:マッサージローラーやストレッチポールで時短ケア
「疲れを持ち越さない」意識:翌日の集中力を守るための投資と考える



お風呂上がり、と記載しましたが、お風呂中でもやってみると効果を感じてもらえるかもしれません。落ち着いたところで、自分自身の身体をメンテナンスする時間を確保する、という意識を持つだけでも、整えることができます。
まとめ
30代男性にとって、ふくらはぎケアは単なるリラクゼーションではなく、仕事のパフォーマンス維持や健康管理の基盤になります。
「承山」「承筋」「足三里」のツボを中心に、毎日3分のセルフケアから始めてみましょう。
今日から疲れを翌日に持ち越さない習慣を取り入れて、軽快な毎日を手に入れてください。


