はじめに:血圧の変動は“心と体の緊張サイン”
I am Ashitsubo「血圧が高めかも」と感じていませんか?あるいは、健康診断で、高血圧、と言われたことはありますか?よくCMなんかでも血圧の話が出ていますよね。
特に、日々のストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどが積み重なると、体が常に緊張モードになり、血流が滞りやすくなると言われています。
そんなときに役立つのが、「足裏リフレクソロジー(足つぼケア)」。
直接的に血圧を下げるわけではありませんが、足裏を刺激してリラックス状態をつくることで、心身のバランスを整えるサポートが期待できます。
足裏と血圧の関係
足裏には「腎臓」「副腎」「心臓」「太陽神経叢(たいようしんけいそう)」といった、血液循環や自律神経に関係する反射区が集中しています。
これらを心地よく刺激することで、体全体のめぐりを促し、リラックスしやすい状態へ導いてくれます。
また、足裏のケアは“心を落ち着かせる時間”にもなるのが魅力。
深呼吸をしながら行うと、副交感神経が優位になり、自然と体がリラックスしていきます。
自宅でできる足つぼリフレ法(高血圧サポート編)
① 足裏の「腎臓の反射区」
- 位置:足裏の中央より少し上あたり(くぼんだ部分)
- やり方:親指で円を描くようにやさしく押します。3〜5回繰り返しましょう。
→ 体内の水分バランスを整えるサポートに。


② 「副腎の反射区」
- 位置:腎臓の反射区のすぐ上あたり
- やり方:軽く押しては離す、をリズミカルに。
→ ストレスを感じたときに刺激すると、落ち着きやすくなります。


③ 「太陽神経叢(たいようしんけいそう)」
- 位置:足裏の中央の少し上、土踏まずのくぼみ
- やり方:親指で3秒ほど押して、ゆっくり離します。
→ 深呼吸と一緒に行うことで、心身の緊張をほぐすサポートに。


④ 「心臓の反射区」
- 位置:左足の親指下あたり
- やり方:やさしく押しながら、手の温もりを感じましょう。
→ 心を落ち着かせるリラックス時間として。


実体験:妻の“夜の足つぼ習慣”がリラックスタイムに
ある日、仕事のストレスが続いた妻が「最近血圧が高めって言われた」と話していました。
寝る前に足裏を少しマッサージしてあげたところ、
「足がポカポカして、気持ちも落ち着くね」とご機嫌に。
それ以来、1・2週間に1回程度ルーティンになりました。
マッサージを通して自然と会話も増え、1日の疲れをお互いにリセットできる大切な時間になっています。
ポイントは、力を入れすぎず、“やさしく包み込むように”触れること。
温かい手で触れるだけでも、副交感神経が働いてリラックスしやすくなると言われています。
注意点
- 強く押しすぎると逆効果になる場合もあります。気持ちいい程度の力で。
- 医師の治療を受けている場合や、血圧が大きく変動している方は、自己判断せずに専門家に相談しましょう。
- 「足つぼケア」はあくまでリラックス・健康維持のサポートとして行いましょう。
まとめ:足裏ケアで“めぐる体と穏やかな心”を
高血圧の背景には、体だけでなく「ストレス」や「心の緊張」も関わっています。
足つぼケアを通して、体のめぐりと心の落ち着きを取り戻す時間をつくることが、健康づくりの第一歩になるでしょう。



一日の終わりに、温かい手で足を包みながら「今日もお疲れさま」と伝える。
そんな小さな習慣が、心と体のバランスを整えるきっかけになります。









