I am Ashitsubo仕事や家事に追われる毎日、寝る直前までPCで作業して、「なかなか寝つけない」、仕事が気になって、「夜中に何度も目が覚める」といった不眠の悩みを感じていませんか?
そんなとき、足裏マッサージ(リフレクソロジー)が、心と体を落ち着かせるナイトケアとして注目されています。
ここでは、不眠に関係が深い足裏の反射区と、寝る前にできる簡単なセルフケアの方法をご紹介します。
足裏と睡眠の深い関係
足裏には「全身の状態が映し出される」と言われるほど、数多くの反射区(ツボに似たゾーン)が集まっています。
その中でも、頭部・生殖腺・肝臓・胆のうなどの反射区は、リラックスやホルモンバランスのサポートに関係すると言われています。
特に不眠傾向の方は、日中のストレスや緊張により、体のバランスが乱れやすくなっています。
寝る前に足裏をほぐすことで、体が「休むモード」に切り替わりやすくなるのです。
不眠対策におすすめの反射区
左足
- 頭部の反射区:親指の先端部分。脳の疲れをリセットするイメージで、やさしく刺激。
- 生殖腺の反射区:かかとの中央付近。ホルモンバランスの調整を助けるとされるゾーン。




右足
- 頭部の反射区:左足と同様に親指の先端。
- 肝臓・胆のうの反射区:右足裏の中央より少し外側。日中のストレスで溜まりがちな“重だるさ”を流すイメージで。
- 生殖腺の反射区:左足と同様にかかとの中央あたり。








ポイント:親指を中心に、やや押しながら円を描くようにマッサージすると◎。強く押しすぎず、じんわり温まる程度でOKです。
■ 就寝前のおすすめルーティン
- お風呂で足を温める
足湯やぬるめの湯船で5〜10分温めるだけで、血流が促されてリラックスしやすくなります。 - 足裏マッサージ(左右3分ずつ)
クリームを使って、上記の反射区をやさしくほぐします。親指や関節を使って軽く押すだけでもOK。 - 深呼吸をしながら、リラックスタイムを
「今日も一日がんばった」と自分に声をかけながら、ゆっくり呼吸を整えましょう。自然と眠気が訪れやすくなります。
■ 私の体験談:足裏ケアを取り入れて感じた“変化”
私自身、以前は寝るギリギリまで仕事をしていたり、そうでない日も、ダラダラと寝る前までスマホを見てしまっていたためか、寝つきが悪く、布団に入ってからも頭の中がずっと動いている状態でした。
そこで、寝る前の10分間を「足裏ケアタイム」に変更。
最初の数日は半信半疑でしたが、1週間ほど続けると、入眠までの時間が短くなり、朝の目覚めが軽く感じられるようになりました。
特に、右足の肝臓ゾーンをゆっくりほぐすと、不思議と呼吸が深くなり、全身の力が抜けていく感覚がありました。
「眠れないからスマホを見る」から「眠る前に足を触る」に変えただけで、睡眠の質が明らかに変わったのです。
■ 注意点と安全なケアのコツ
- 強く押しすぎず、“心地よい痛み”程度を意識しましょう。
- 体調不良や持病がある場合は、無理をせず専門家に相談を。
- 医療行為ではなく、あくまでリラックスやセルフケアの一環として取り入れるのがおすすめです。
■ まとめ:足裏ケアで「眠りの準備」を整えよう
足裏マッサージは、眠れない夜を「眠れる夜」に変える魔法のような習慣ではありません。
けれども、1日の疲れをリセットし、心を落ち着かせるきっかけになることは間違いありません。
寝る前のわずか5〜10分、
足裏をほぐしながら自分を労わる時間を持つことで、
次の日の朝、「ちゃんと眠れた」と感じられる日が増えていくはずです。









