I am Ashitsubo仕事や家事に追われていると、ふとした瞬間に「キーン」という耳鳴りや、立ち上がったときにクラッとするめまいに悩まされることはありませんか?
私自身、30代後半に入ってから特に感じるようになり、「疲れがたまると耳が詰まったような感覚がする」ことが増えてきました。
病院での検査で特に異常が見つからない場合、「自律神経の乱れ」や「血行不良」「ストレス」が関係していることも多いといわれます。
そこで私が取り入れているのが、耳鳴り・めまいのケアを目的とした足裏マッサージです。
足には全身の状態を映し出す反射区があり、耳や平衡感覚に関わる部分を刺激することで、リラックスや血流のサポートにつながるとされています。
足裏の反射区とマッサージ順序
今回は、耳鳴り・めまいのケアを意識して、次の反射区を順に刺激します。
① 頭部の反射区(足の指先全体)
まずは、頭全体に対応する足の指先をやさしく刺激します。
親指の腹を軽く押すようにマッサージし、頭のこわばりや疲れを和らげるイメージで行いましょう。
目や耳の周囲の緊張もほぐれやすくなります。


② 目・耳の反射区(親指の付け根〜小指の下の側面)
耳の反射区は、足の側面、特に小指の付け根あたりにあります。
両手の親指で軽く押したり、円を描くようにほぐすのがポイントです。
スマホやパソコンで目を酷使している人にもおすすめです。




③ 三半規管の反射区(足の甲の中央やや外側)
平衡感覚をつかさどる三半規管に対応するとされる反射区です。
足の甲を反対の手の指で軽くつまむようにし、やさしく回すようにマッサージします。
力を入れすぎず、心地よい程度に行いましょう。


④ リンパ腺の反射区(足の甲の指の付け根、足首まわり)
上半身・下半身のリンパ腺を意識して、足首をぐるぐる回したり、足の甲をなでるように流します。
マッサージの最後に行うことで、足全体の巡りが整いやすくなります。


体験談:1日5分の習慣で感じた変化
私がこのマッサージを取り入れ始めたのは、在宅ワークで座りっぱなしの生活が続いた頃。
最初は「本当に効果があるのかな?」と半信半疑でした。
ところが、夜寝る前に5分ほど続けてみると、朝の目覚めが少し軽くなり、耳の詰まったような不快感も和らいできました。
もちろん、医学的な治療を必要とするケースもあります。
でも、「なんとなく不調が続く」「病院では異常なしと言われたけど違和感がある」――そんなときに、自分の体にやさしく向き合う時間として足マッサージを取り入れるのはおすすめです。
セルフケアを続けるコツ
- ・マッサージ前に足を温める(入浴後がベスト)
- ・リラックスできる音楽を流しながら行う
- ・アロマオイルやクリームを使うと摩擦が減って心地よい
継続が大切なので、1回に完璧を求める必要はありません。
「今日も5分だけ、自分の体をいたわろう」くらいの気持ちで十分です。
まとめ
耳鳴りやめまいは、体だけでなく心のサインでもあります。
足裏の反射区を刺激することで、緊張をゆるめ、体の巡りをサポートするセルフケアを習慣にしてみましょう。
私自身、日々のマッサージが「今日も頑張った自分へのご褒美」になっています。









